日本料理は、四季を取り入れ旬のものを取り入れる事を平安時代から行ってきていますが、それが家庭に浸透されているかと言えばそうでもありませんね。

旬の食材を使う事で、健康に良いのはいうまでもありませんが、先ず家計の節約に繋がります。なぜなら、旬の食材と言うのは一年の内の収穫期の事を言うのですから、沢山採れる＝市場価格の下落（もっと沢山の要因は有りますが）となります。
旬の食材をメインに使う事で家計は大助かりという話は良く聞きますよね。

そして、もう一つ。四季折々の食材はその時期に食す事で体に大事な役割をもたらしてくれるのです。
例えば、春の山菜ですが、これらは苦味成分が強いですが、この苦味成分が夏の暑さに耐える力を与えてくれます。また、夏野菜のキュウリは、体を冷やしてくれる効果があります。そして夏バテにはトマト。
昔から良く言いますね。「トマトが赤くなれば医者が青くなる。」それだけトマトには重要な栄養素が含まれているんだよ。という例えです。

このように、四季に敏感になり、旬の食材を使って調理をする事が健康にはとても重要なのです。
食生活に目を向けると、それだけで健康への意識がグッと変わってくると思います。

今日から実践してみませんか？