どうして便秘になるの?

便秘はどうしてなるのでしょうか。

便秘には大きく3種類に分類されます。
【弛緩性便秘】・・・結腸の蠕動運動が弱い為に、便を押し出せない。
【直腸性便秘】・・・直腸・結腸反射が鈍くなって便意を感じなくなる為に、便が直腸に残ってしまう。
【痙攣性便秘】・・・腸の蠕動運動を支配する自律神経が乱れ、強い運動起こって便がせき止められてしまったり、硬くなる。

これらは、だいたいは機能性便秘と呼ばれ、その原因は食生活や生活習慣の悪化、運動不測、ストレスなどが便秘の原因として考えられます。
食べる量が少量だったり、水分が不足すると、腸への刺激がスムーズにいかず、蠕動運動が衰えてしまうのです。
そして我慢することもいけません。
我慢してしまうと、直腸から脳へ送られ、脳から指示される便意に従わず、これを何度も起こすことで命令を聞かなくなってしまうのです。

腸の蠕動運動は自律神経が支配していて、自分ではどうすることもできません。
この自律神経はストレスであったり、些細なことで乱れてしまいます。

ストレスが続くと便秘を引き起こしてしまうのです。
こういった便秘の要因は、食事や生活習慣を修正することで治すことができます。特に、食事で便秘を解消するのは体にも優しいので有効であると考えられます。

ただし、症候性便秘となると、大腸ポリープ、大腸がんなど、病的な要因が考えられますので、早めに受診しましょう。


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